浅沼晋太郎 セリフ・ナレーション原稿

俺はライアン。白兵戦なら任せておけ。

この非道。お天道様が許しても、この俺が許さん！！

これは妹からの手紙だ。ん？なんだ？これは見せられないぞ。

小動物は嘘をつかない。それに、小動物がよく懐くやつに悪い奴はいない。

あ？おれは錬金術師のブライスだが。や、ちがうな。初対面の挨拶とはどうすべきだったか。なにか正しい手順があったはずだが。

アルケミックヴァリデート。

あ？茶を飲む前から渋い顔とはどういうことだ？
匂いに渋みは含まれんはずだが。
器？十分だろ。消毒済みのビーカーだぞ。

モナドかぁ。いつかあの力の秘密解き明かしてみたいな。

フォレスティアと世界と架け橋に俺はなる！

君の言動は時に僕の予測を超えていく。本当に君は興味深い人だな。

予測できないことほど研究のしがいがあるというものだ。

危機を予測することはできるが、回避することは難しい。なぜだろう。

何かあっても、この俺が、必ず守ってやるし。

やあ、ロードライト王国の諸君。今日も元気に無様に足掻いているかい？

あなたが俺のことを好きだろうが嫌いだろうが関係ない。悪党はね気に入ったものを蹂躙して支配して、手中に収めるんだ。逃がさないよ。

シルヴィオは友達いなさそうでしょ？可哀想だから俺が唯一無二の友達になってあげてるんだ。会うたびに唸る照れ屋さんな所かわいいよね。
これからも仲良くしてあげないと。

どうして逃げるの？僕は君の話をしてるのに。

北の魔法使いオーウェン。君の話をしようか。

賢者様も獣だったらよかったのに。そうしたら手名付けてもっと可愛がってあげられた。

ここにあるんですね。陛下が話していた大いなる力が。

大いなる力は遺跡に眠ると言われています。さすがはクイーン様これはいきなり大手柄ですよ！

まぁいい。心配してくれるのは嬉しいからな。ありがとう。

京都の夏は我が四畳半はタクラマカン砂漠の如き煙滅地獄と化す。生命さえ危ぶまれる過酷な環境の下にあって生活リズムは崩壊の一途をたどり、綿密な計画は机上の空論と化し夏バテは肉体的衰弱と学問的退廃に追い討ちをかける。そんな境遇で人間的成長を成し遂げるなんてお釈迦様でも不可能である。あぁ。夢破れて四畳半あり。
なにゆえ我々はタイムマシンに心惹かれるのであろう。それは我々人類にとって時間こそ最も根源的な謎であり誰一人逃れることのできない普遍的な制約であるからだ。誰にとっても1日は24時間しかなく、泣こうが喚こうが砂時計の砂は絶え間なく流れ落ち、過ぎ去った夏は2度と戻らない。だからこそ我々は時間を繰り返す機械を夢見てきたのだ。時間を超越すること。それは人類の根本的条件への反逆であり、神にも等しい力であり究極の自由に他ならぬ。なにゆえそんなすごいものがよりにもよってこんなところに。
森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』発売中。