女性声優【ホーリーピーク】ボイスサンプル原稿

自分の運命はわかっているつもりよ。私は、ここで逃げるわけにはいかないの。でも、少しあなたが羨ましいわ。そうね。今度生まれてくる時は、あなたのように生きてみたい。

失礼します。会長。このあと予定されておりました本日の会談ですが、急遽先方の都合でキャンセルとなりました。明朝の会合までこれといった予定は入っておりません。ホテルに戻られますか？

あんたここに来て何寝ぼけたこと言ってるのさ！
いつまで私を待たせるつもりー？早く乗ろうよ！超楽しいよジェットコースター！私両手離して乗れるよ。ほら、シャキッとしなさいよ。気分爽快だって。

そうだったのか！よくわかったぞ。さすが僕の自慢の先生だ。これから早速図書館に行って調べに行こっと。うわぁ楽しみだな！おっともうこんな時間だ急がなきゃ！

へっ、もう終わっちまうのかよ？つまんねーな。もっと張り合いのあるやついねぇのかよ！
まっ、グダグダやっててもしょうがねぇか。よし、先に十点入れた方が勝ち！わかったな。さっかとかたづけてやるぜ！

あの世じゃな、生前に未練を残しで死んだ魂ほど高く売れるんだ。だから死神である俺がお前みたいな命に何も執着ない魂を持っていったって二束三文にもなりゃしねぇんだよ。いいか。お前は未来永劫この場所でたった1人で彷徨い続けるんだ。

ねえねえ。ぱぱー。今日ね幼稚園でね将来の夢を発表する日だったの。ななちゃんももちろん発表したの。ん？聞きたいの？どうしよっかなぁ。
恥ずかしいなぁ。あぁでも、叶ってほしいから教えちゃう！ななちゃんの夢はぱぱのお嫁さんになることだよ。

おーほっほっほ。私ってなんでこんなに美しいのかしら。うふふっ。日本一？世界一？宇宙一に決まってるでしょ。おーほっほっほ。って、なによさっきからこそこそ陰で見て。何か言いたいんだったら言ってよ。え？声がうるさいし、鏡の前で何をやってるのかって？もちろんお嬢様になるための練習に決まってるじゃない。これからもしかしたら人生逆転してお金持ちになるかもしれないでしょ？そのための練習。よし、もう一回！おーほっほっほ。

みなさん。はじめまして。東京都から引っ越してきた高橋って言います。あ、あの、みなさん聞いて。っち。なんでこんなにザワザワしてんだよ。ほんとうるさい。バカみたいな顔が勢揃いしてる。ふふふ、おもしろーい。というか、たかが2分の自己紹介なんだから静かに聞けって話。みなさん今後ともよろしくお願いします。

お姉様。いい加減目を覚ましてください。今日は美味しいクッキーが焼けたんですよ。お花の形もあります。ハートの形とかくまさんとか。あれ？どうして笑ってくださらないのですか？髪だってお姉さまに教えてもらってからたくさん練習して、自分で編めるようになりましたよ。いつもみたいに褒めてください。褒めてくださいよ。お願いします。嘘だよって笑って、帰ってきてください。

あのさ。なに？この手。なにしてんの。どうせあんたも私のこと、醜いとか気持ち悪いとか思ってるくせに、こう言う時だけ止めにくるんだ。私がいなくなっても誰も困らない。そうでしょ？こっちだってね。好きでこんな目を持って生まれたんじゃない。ただ生きてるだけなのにそれだけで自分の居場所がなくなっていく。もううんざりなんだよ！楽に、なりたい。だから、この手はなしてくれないかな。

ねえ。これ、君の生徒手帳だよね？よかったあってた。あのさ、ついでってわけじゃないんだけど一つ聞いてもいい？どうしていつもこの時間なの？へぇー。じゃあ私と一緒だね。誰もいない静かな教室すごく好きなんだ。特別な時間っていうのかな？なんか落ち着くんだよねー。って、私ばっかり話してるね。もしよかったら君の話も聞きたいなって思うんだけど。どうかな？

いないなーい…ばあ！あっはははは！びっくりした？まさかこんなところに人が迷い込んでくるなんてうれしいなぁー！お化けが出るって噂を聞いてきたんでしょ？やっぱり！僕がそのお化け！なんだけど、そりゃがっかりだよね。テンション高いし見た目全然怖くないし。むしろ可愛いんじゃないかな。まぁそんなことより僕は遊び相手が欲しいの。誰もきてくれなくて退屈してたんだもん。
かくれんぼ？おにごっこ？んーー何して遊ぼっかな！もちろん僕と遊んでくれるよね？

もう気すんだ？そっか、てかほんまに不思議やわ。
喧嘩ばっかりで、まいっかい泣きながら相談してくるくせにずっと続いてんねんもんな。いままでのただの自慢？なわけないか。そんだけ真剣ってことなんやろ。私なんか仕事が恋人なんでって周りに言うてるんやで。いーやあんたすごいわ。もっと自信持ちや。え？あれ？わ、まった寝てる。はぁ。今日も連れて帰るか。

ねえねえさっきそこで石川くんとすれ違ったんだー。すっごく元気そうだったよ。あ、でも変なサングラスかけてたから一瞬誰かと思っちゃった。石川くんってそんなキャラだったっけ？まぁいっか！私お腹すいたー。いちごミラクルパフェが食べたい！

ねえ。なんであの日、私を選んでくれたの？私以外の妖精の方が私より強くて、闘い上手だったのに。毎年毎年、街から旅立つ戦士たちはみんな妖精育成所から1人の妖精を連れていく。だけど、私のことはどの戦士さんたちも選んではくれなかった。私が弱いから、使えないから…。なのにそんな私を君は連れ出してくれた。どうして？

ねえ。覚えてる？あの日あなた私に言ったわ。もし君にどんなことがあっても空の向こうからずっと見守ってるって。その言葉に私どれだけ励まされたことか。今こうしてここにいられるのはあなたのおかげ。感謝してるわ。

うるさい。うるさい。うるさい！お姉ちゃんになんかわかるわけがない！何一つ苦労しないで、お姉ちゃんは何もかも手に入れてきたじゃない！お姉ちゃんは天才だから。私だって、お姉ちゃんみたいになりたかった。お姉ちゃんのせいで期待を押しつけられて、飛べないハードルおかれて、通れないレール敷かれて。お姉ちゃんに何がわかるって言うのよ！

はあ？幽霊なんているわけないだろ。まさかお前信じてんの？あははは！ばっかじゃねーの？だいたいそんな非科学的なものはな元は誰かがついたウソなんだよ。お化けなんてウソ！童謡にもあるだろ？もし出てきたら冷凍庫に入れて、カチカチにしちまえばいいんだよ。わかった？